読書をしない社会人が損をする理由|読書をすれば得する理由

読書をしながらのティータイム

ぜんぜん本を読みません。
社会人にもなって読書をしないのってヤバいですか?

本を読むと何が良いことがあるんですか?

こんな悩みを解決します。

僕も社会人になってしばらくは、まったく読書をしない人でした。

最近では1カ月に5〜10冊程度と、比較的多く本を読む人に変貌しています。

読書をするようになってから

  • 資産が増えた
  • 目指したい将来像が明確になった
  • 仕事の質が上がった

など実際に大きなメリットを感じています。

この記事では社会人が読書をすべき理由と、効率的に読書インプットをするための方法について、僕の実体験も踏まえながらお届けします。

この記事でわかること
  • 読書をするだけで上位20%になれる
  • 読書をしないと損をしていることがある
  • 読書をすることで僕が実感したメリット
  • 社会人が効率的に読書するための方法
  • おすすめの書籍
NABSAN

この記事を読めば読書をしないことが、いかに人生で損をしているかがわかります。
逆にいえば1日数十分の読書をするだけで、得られるメリットが多いですよ。
ぜひ最後まで見ていってください。

Contents

読書をする日本人の割合は50%

読書をする日本人の割合は50%

日本人全体で、読書をする人の割合がどれくらいかのデータがあります。

日本人が本を読む割合
(引用:文化庁 平成30年度「国語に関する世論調査」

データを見ると、47.3%。
全体の約半数が1カ月に1冊も本を読んでいないことがわかります。

読書のメリットは後述しますが、「読書をしないよりした方がいい」は感覚的に誰でもわかることです。

もしあなたが月に1冊以上読書をすれば50%、3冊以上であれば80%の人たちより優位に立てることになります。

これっておいしい話だと思いませんか?

収入や学校の成績で上位50%に入るのは大変な努力が必要です。

読書であれば、月に3冊読んだだけで上位20%です。

読書をしない社会人が損をしていること

読書をしない社会人が損をしていること

多くの人は気付いていませんが、読書をしないことで損をする場面は案外多いんです。

  • 貧困になる可能性がある
  • 狭い範囲でしか物事を判断できなくなる
  • インターネット情報に頼って損をする

貧困になる可能性がある

読書時間と収入には相関関係があります。

世帯年収と読書時間の関係
(引用:財団法人 出版文化産業振興財団 現代人の読書実態調査)

年収1000万円以上を稼ぐ人のうち、1カ月に3冊以上の本を読む人の割合は37%なのに対し、年収300〜500万円の人は23%です。

年収と学習時間でも同じような傾向がみてとれます。

関連記事:スキマ時間の活用がカギ|現役社会人が実践するおすすめの勉強法

この結果を見ると年収の高い人ほど読書量は多く、年収の低い人ほど少ないことがわかります。

もちろん読書量だけで年収が決まるわけはありませんが、傾向があることは理解しておくべきです。

狭い範囲でしか物事を判断できなくなる

読書をしない人は、絶対的な知識の量が不足しています。

知識量が足りないので何が正しいかの判断ができずに、損をする場面が増えます。

僕は株式投資をやりますが、投資の世界は「知らない人」が搾取される構造です。

  • 雰囲気で個別株に投資する
  • 証券会社窓口でゴミファンドを買わされる

正しく資産形成をするための投資手法は、過去から多くの研究がなされています。

読書で多くの知識を手に入れておけば、何が最適なのかを都度、判断できます。

でも知らないと、損をする側にどんどん誘導されてしまうんですよね。

伝統的な株式投資の本を読んでいれば、簡単に防ぐことができるんですけど。

インターネット情報に頼って損をする

本を読まない人は、必要な情報はインターネットで入手できるから読書は不要といいます。

インターネットは必要な情報にピンポイントでアクセスするには最適ですが、問題点もあります。

  • 情報の信ぴょう性
  • 情報の断片化

情報の信ぴょう性

書籍のように検閲も編集のチェックもないネット情報は、誰が発信しているか?そもそも正しいのか?を自分で判断をしなければいけません。

情報リテラシーの低い人は、間違った情報を疑いなく信じてしまう可能性があります。

情報の断片化

ネット情報はいろいろな場所に、断片的に散らばっています。

散らばっている情報をつなぎあわせていくのに、けっこうな労力が必要です。

書籍は1冊の中に必要な情報が網羅されているので、特定のことを深く学ぶには書籍の方が逆に効率が良いと僕は思っています。

読書をすることで得られる効果やメリット

読書をすることで得られる効果やメリット

記事の冒頭で述べたように、僕は社会人になってしばらくは本を読んでいませんでした。

そんな僕が読書をするようになってから、明確に感じることができたメリットについてお伝えします。

文章力が向上し仕事の質も上がった

正確な活字に触れることで文章力が向上しました。

  • 語彙力が上がった
  • 文章表現の引き出しが増えた
  • 文章構成の作り方が上手になった

特にプレゼン資料の作成や、ビジネスメールを書く時に文章力の向上を実感します。

文章力はあらゆる仕事の基礎スキルです。

社会人として、身につけておくのは必須なスキルだと感じています。

人生の選択肢が増えた

働き方や生き方の知識を学ぶうちに、自分自身が今後どうしたいかの選択肢が増えました。

これまでは何の疑いもなく定年までサラリーマンをするものだと思っていましたが、違う働き方があって、それは実現不可能なことではないと知れたのは本から得られた最大の成果です。

資産が増えた

一般の会社員が、多額の資産を持つことなど不可能だと思っていました。

  • 給与と支出のバランスを最適化
  • 余剰資金を正しく運用

これだけで誰でも資産を作れることを本から学び、実際に大きく増やすことができました。

時間のない社会人におすすめの読書法

時間のない社会人におすすめの読書法

時間のないサラリーマンは4つの方法での読書がおすすめです。

  1. 電子書籍
  2. オーディオブックで「ながら読書」
  3. 1週間に1日は紙媒体の書籍
  4. おまけ:本の要約サービス「flier」

1.電子書籍

スマホの電子書籍アプリや、専用の電子書籍リーダーで読書する方法です。

メリットは

  • 持ち運びが簡単
  • 思い立った時に、いつでも読書できる

手軽さの面ではスマホアプリが一番ですが、読みやすさを重視するなら電子書籍リーダーがおすすめです。

理由は次の2点です。

  • 目への負担が小さい
  • バッテリーが長持ちする

電子書籍リーダーは電子ペーパーの技術を利用しているので、紙に書かれた文字に近い感覚で本を読むことができます。

そのため目への負担が小さくバッテリー持ちも良いので、本を読むには最適なデバイスです。

価格が手軽、書籍量も多いKindleがおすすめです。

2.オーディオブックで「ながら読書」

オーディオブックとはスマホなどのアプリを使い、耳で聴くことのできる電子書籍サービスのことです。

僕自身、毎日の通勤時間で利用しているヘビーユーザーです。

オーディオブックには多くのメリットがあります。

  • 両手が使える
  • ながら読書ができる
  • 外部からの雑音が遮断されるので、読書に集中できる
  • 朗読の速度調節が可能。速聴も鍛えられる

「何かをしながら読書ができる」は、いそがしいサラリーマンにはピッタリはまる読書法です。

僕はオーディオブックがあるから、1カ月に5冊以上も読書ができるといって過言はないです。

オーディオブックはサービスを展開している会社がいくつもあります。

無料で始められるオーディオブックの比較記事も書いているので、ぜひ参考にしてみてください。

関連記事:【無料で使える】おすすめオーディオブックサービス5選|いそがしい社会人に最適

3.紙媒体の書籍

いそがしい社会人は、ゆっくり紙の書籍を読む時間がないと思います。

それでも1週間に1日くらいは、時間をとって紙の書籍で読書することをおすすめします。

「ながら読書」は時間を有効活用するには最適ですが、多少慌ただしい面があります。

紙の書籍で読書するメリットは次の2点です。

  • 本だけに没頭することができる
  • 精神的にリラックスできる

僕も週末はソファに横になって1,2時間本を読みます。

とてもリラックスした気分になりますよ。

気付いたら、うたた寝していることもよくあります。

気持ちをリセットし安定化させるために、紙の書籍はおすすめです。

紙の書籍は図書館が利用できるメリットがあります。

ラインナップの問題はあるものの、無料で本を読み放題。

利用しない手はないと思います。

4.おまけ:本の要約サービス「flier」

いそがしい社会人にピッタリの「flier」というサービスがあります。

「flier」の特徴は

書籍を10分程度の要約にまとめたコンテンツとして配信している本の要約サイトです。

いそがしいサラリーマンが、一冊じっくり読み込むのではなくササッと全体像を理解することで効率的にインプットできます。

僕も実際に使用したことがありますが

  • 要約の内容が的確
  • 1冊10分なので次々とインプットできる
  • 読み聴き放題なので、気になるコンテンツがあれば気がねなく利用できる

かなり使い勝手の良いサービスです。

読みたい本がわからない人は、flierで片っぱしから要約を確認すると、見つけやすくなります。

本要約サービス「flier」の評判や使用感について

社会人におすすめの著書

社会人におすすめの著書

僕自身が読む本のジャンルは、ほとんどがビジネス書、自己啓発系、投資本です。

それぞれのジャンルからおすすめ書籍を紹介します。

ビジネス書

人を動かす

1937年に発売されて以来、全世界で売れているD・カーネギー のベストセラーです。

人との付き合い方を示した30の原則を物語的に解説した著書です。

  • 人を動かす3原則
  • 人に好かれる6原則
  • 人を説得する12原則
  • 人を変える9原則

仕事やビジネスで、他人との付き合い方や会話の中で意識すべきことが学べます。

社会人にとっては必読の1冊だと思います。

多動力

多動力

ホリエモンの著書です。

日本人が美徳としてきた、石の上にも三年的な考えた方を真っ向から否定した内容です。

今はITの発達により、あらゆる情報を瞬時に得ることができる。

効率的に物事を動かし、自分の好きなことをいくつも同時に進めていくことが人生を楽しく生きるコツだと説いています。

自己啓発

嫌われる勇気

嫌われる勇気

元精神科医アドラー氏による「アドラー心理学」をわかりやすく解説した解説書のような内容です。

全ての悩みの原因は対人関係にあり、そのための解決法が嫌われる勇気を持つことと説かれています。

アドラー心理学を極めた哲学者と悩める少年の対話形式で議論が展開していくので、むずかしい心理学をわかりやすく理解できます。

人との付き合い方について、かなり斬新なアプローチをした本です。

FACT FULNESS

FACT FULNESS

思いこみではなく、数値で物事を客観的にみることの必要性を説いた本です。

感覚的に世界はどんどん悪くなっていると思っている人が大多数だが、数値でみれば世界は確実に良くなっているとの内容が印象的です。

最近の流行り文句「FACTを持って話す」は、まさにFACT FULNESSそのものだと理解できる内容です。

FIRE 最強の早期リタイア術

FIRE 最強の早期リタイア術

31歳でFIRE(早期リタイア)を達成したFIREムーブメントの第一人者、クリスティー・シェン、ブライス・リャン両夫妻による著書です。

彼らがどうやって31歳という若さでリタイアを達成したか。

そのメソッドを示した内容です。

投資本

投資の大原則


投資会の2人のカリスマ、バートン・マルキールとチャールズ・エリスの合作で長期投資のバイブルです。

インデックス投資とリバランスを核としたシンプルな投資をこころがけ、なるべく若い内から貯蓄で投資の種銭を作ることが、もっとも確実に市場で勝つ方法だと解説しています。

僕もこの本に書いてあることを実践して、それなりの資産を作ることができました。

バビロン 大富豪の教え

100年前から読み継がれる、資産形成のための7つの原則が示された書です。

  • 収入の十分の一を貯蓄せよ
  • 欲望に優先順位をつけよ
  • 貯めた金に働かせよ
  • 危険や天敵から金を堅守せよ
  • より良きところに住め
  • 今日から未来の生活に備えよ
  • 自分こそを最大の資本にせよ

バビロン 大富豪の教えはマンガ本があるので、読みやすくおすすめです。

まとめ:社会人にとって読書はコスパ抜群の自己投資

いかがでしたか?

社会人が読書をすべき理由と、効率的に読書インプットをするための方法について、解説してきました。

この記事でお伝えしたこと

  • 読書をするだけで上位20%になれる
  • 読書をしないことで損をしていることがある
  • 読書をすることで僕が実感したメリット
  • 社会人が効率的に読書するための方法
  • おすすめの書籍

本を読むことにメリットはあってもデメリットはありません。

1冊2000円程度の出費で、先人が築き上げてきた知識やノウハウを手に入れられることは破格のコスパです。

自己投資に勝る投資はありません。

今後の自分の働き方や生き方をアップグレードするためにも、積極的に読書をしてきましょう。

この記事があなたの役に立つようであれば嬉しく思います。

読書をしながらのティータイム

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