スキマ時間の活用がカギ|現役社会人が実践するおすすめの勉強法

勉強中の女性

将来のために勉強して何か身に付けたいとは思っているけど…
時間がないです。

こんな悩みを解決します。

忙しい社会人にとって、まとまった勉強時間を確保するのはむずかしいですよね。

社会人が効果的に学習するには、どれだけスキマ時間を有効に使えるかがカギになります。

僕もサラリーマンエンジニアとして忙しい日々を送っています。

しかも通勤時間は往復2時間。

そんな僕でも、読書や副業、投資で自身の価値を高めながら、もうじきセミリタイアが可能なほどの資産形成ができています。

この記事では僕の経験もふまえながら、社会人におすすめできるスキマ時間の勉強法をお届けします。

この記事でわかること
  • 社会人の学習時間と収入の実情
  • 忙しい社会人がスキマ時間を捻出する方法
  • スキマ時間を有効に使うおすすめ勉強法

この記事を読めば、忙しくて勉強する時間がない!と悩んでいる社会人のあなたでも、副業や読書、勉強などのための時間をつくり、自分の価値を高めることができるようになります。

NABSAN

時間の使い方のヘタな社会人は、これから先かならず苦労する日がやってきます。
ぜひ最後まで見ていってください。

Contents

社会人の学習事情

社会人の学習事情

社会人は1日6分しか勉強していない

いきなりびっくりする数値ですが、社会人の1日アタリ平均学習時間は6分だそうです。

これは総務省が発表している平成28年社会生活基本調査の中で公表されています。

6分は平均なので

  • 大多数の勉強時間0の人
  • 少数のしっかり勉強している人

で構成され、本当に勉強時間が6分というわけではないです。

しかし、「大多数の社会人が勉強していない」という事実に変わりはありません。

収入が多い人ほど勉強している

社会人の中でしっかりと勉強している少数派の人とは「年収の高い人」です。

PRESIDENT Onlineに掲載されていた、年収別 1週間アタリの勉強時間の調査結果が次の通りです。

スクロールできます
0〜2時間2〜5時間5〜7時間7時間以上
年収500万円68.7%27.7%2.4%1.2%
年収800万円52.6%31.9%7.8%%7.8%
年収1,500万円44.4%37.8%8.9%8.9%

また総務省が行っている社会生活基本調査の中でも、学習・自己啓発・訓練を実際に行っている行動者率は、年収が上がるにつれて右肩上がりの傾向をしめしています。

総務省 社会生活基本調査資料から作成)

年収の高い人は、忙しい中でも時間管理をしっかりし、自身の価値を高めることで高年収を得ることができるんでしょうね。

社会人はスキマ時間での勉強が必須

社会人はスキマ時間での勉強が必須

社会人が普段から勉強しようとした場合、スキマ時間を利用するしかありません。

理由はスキマ時間以外に、十分な勉強時間を確保できないからです。

勉強時間を確保できない理由は

  • 普段の仕事が忙しい
  • 家に帰っても家族との時間、休息が優先
  • 通勤時間が長い

の主に3つです。

普段の仕事が忙しい

普段の仕事が忙しいと、帰宅も遅くなりがちです。

定時に仕事を切り上げ自宅に戻れば、1日に1〜2時間程度の勉強時間は確保できます。

でも実際、毎日定時あがりはむずかしいですよね。

僕自身エンジニアという職業柄、なかなか定時ダッシュというわけにはいかないのが実情です。

家に帰っても家族との時間、休息が優先

仮に早く自宅に帰っても、特に小さい子のいる家庭では子供の面倒をみなければいけません。

僕は子供がいませんが、奥さんとの毎日の会話はとても大事にしています。

テレビを観ながら、のんびり過ごす時間も必要です。

通勤時間が長い

郊外から都心に通勤している社会人であれば、往復の通勤時間が1時間や2時間はざらです。

睡眠時間6時間

活動時間18時間

それだけで5〜10%の時間を通勤時間で失っている計算になります。

このように社会人が、平日まとまった勉強時間を確保するのはかなりむずかしいことがわかります。

勉強のためのスキマ時間を捻出する

勉強のためのスキマ時間を捻出する

一見すると社会人に勉強のためのスキマ時間などないように思えますが、そんなことはありません。

ちょっと古いデータですが、パナソニックが行った調査によると現代人のスキマ時間の1日平均は1時間9分だそうです。

社会人の1日の中でスキマ時間といえば

  • 通勤時間
  • 昼休み
  • 出先での待ち時間
  • 自宅で家事の合間

だと思います。

オウチーノ総研が首都圏のビジネスマンを対象に行った調査によると、スキマ時間の使いかたは次のようになっています。

通勤時間(最大3つまで選択可)

睡眠をとる45.1%
何もしない35.7%
ニュースサイトを見る35.2%
小説を読む31.1%
ゲーム16.7%
SNS16.5%
LINE15.3%
(参考:オウチーノ技研)

昼休み(最大3つまで選択可)

ニュースサイトを見る42.2%
何もしない32.6%
睡眠をとる31%
SNS17.1%
ゲーム12.5%
LINE11.5%
小説を読む11.9%
(参考:オウチーノ技研)

またMMD研究所が発表した、15歳〜59歳の1日のスマホ利用時間は「2時間以上3時間未満」(21.8%)、「1時間以上2時間未満」(16.9%)だそうです。

スマホを使って何をしているかにもよりますが、SNSやネットニュースの閲覧に2時間も3時間も使っていたらもったいないですよね。

どうでしょう?

スキマ時間はあるけれど、多くの社会人がムダな時間に使っていることがわかります。

  • 通勤時間を利用して勉強する
  • 会社の昼休みに勉強する
  • 自宅で家事の合間に勉強する
  • 意味なくSNSを眺める時間をやめる

これができれば1日に1時間程度の勉強時間は確保できそうですよね。

週末であれば「土日のうち一方の午前中は勉強する」と決めてしまえば3、4時間は確保できます。

1週間で8〜9時間、1カ月で35時間前後。

勉強するには、けっこうな時間だと思いませんか?

NABSAN

ちなみに僕がおすすめするのは朝のスキマ時間、朝活ですね。

家族よりも早めに起床し、会社に出社するまでの時間を使って勉強や副業をしています。

  • 頭がさえていてはかどる
  • ルーチン化することで生活リズムが整う
  • その日1日が前向きになれる

などメリットだらけです。

社会人におすすめのスキマ時間勉強法

社会人におすすめのスキマ時間勉強法

導入ハードルが低い「ながら学習」

社会人のスキマ時間は次のような特徴があります。

  • 一回あたりの時間が短い
  • 何かをしながらの時間になりやすい

学生が自宅のデスクで大量の参考書を広げて、本格的に勉強するような学習法は到底ムリです。

短時間でも効果を上げやすく、続けやすい学習法がおすすめです。

  • スマホの電子書籍で読書
  • YouTubeで学習動画を観る
  • オーディオブックで朗読を流し聴き

勉強は、「始める」と「続ける」の二つのハードルがあります。

上記三つはそのハードルが低いです。

特にYouTubeやオーディオブックは「観るだけ」「聴くだけ」。

重い腰を上げる必要もありません。

オーディオブックは両手が使えるので、「ながら学習」には最適ですよ。

僕自身もオーディオブックのヘビーユーザーです。

通勤中や昼休みはもちろん

  • 家事をしながら
  • 散歩をしながら
  • 筋トレしながら

こんな場面でオーディオブックを使った「ながら学習」をしています。

関連記事:【無料で使える】おすすめオーディオブック5選|いそがしい社会人に最適

深い考え事が必要のない作業中は、絶好の「ながら学習」の時間です。

毎日くり返すことで習慣化させる

毎日同じ時間、同じペースで反復勉強します。

  • 食事する
  • 歯を磨く
  • 勉強する

くらいの勢いで習慣化してしまえば、それ以降の継続は簡単です。

そのためには、なるべく一定の生活リズムをキープすることが大事です。

アウトプット量を増やす

読書、YouTube、オーディオブックなどでインプットした情報や知識は、どんどんアウトプットします。

アウトプットすることで、手入れた知識が初めて使える状態になるからです。

最新型のガジェットを購入し、取説を読んだだけでは使いこなせるようにならないですよね。

実際に使ってみて、初めて使い方がわかるようになるはずです。

勉強して手に入れた知識も同じです。

僕の感覚としてはインプット20%、アウトプット80%くらいです。

アウトプットの方法は

  • プログラミングの勉強なら実際にコードを書いて動かしてみる
  • 副業でブログを考えているなら、実際にブログを立ち上げてガンガン記事を書く
  • 英語の勉強なら話せる環境を見つけて、ひたすら会話する

そんな感じでしょうか。

環境的にアウトプット手段に乏しい場合は、学んだことをTwitterやFacebookに投稿するなども有効です。

SNSで誰かに知識を披露すことで、度胸も付きます。

早い段階で成果を出す

勉強を始めたら早い段階の成果を目指します。

成果がでると、継続のモチベーションにつながるからです。

そのために、数カ月先の短期目標を立てるようにしましょう。

  • 3カ月後に案件を1件は受注する
  • 2カ月以内にブログで広告収入を得る
  • 半年でTOEIC900点をとる

こういったイメージです。

  • 10年後の独立を目標に…
  • 5年後には海外に移住したい…

これでは長過ぎます。

長期の目標を立てるのはよいですが、もっと具体的な短期計画に落とし込まないと継続力が続きません。

スキマ時間の勉強を成果につなげるコツ

スキマ時間の勉強を成果につなげるコツ

社会人がわざわざ、スキマ時間を捻出して勉強するからには成果が必要です。

人によって考え方の違いはあると思いますが、僕の考える成果とは

  • 報酬
  • 時間単価の向上

の二つです。

報酬は、そのまま副業などによって得られる金銭的報酬。

時間単価の向上は、身につけた知識によって給与が上がるものです。

TOEIC900点以上で特別報酬が付くといった場合は、同じ労働時間でも給与が増えるので時間単価が上がったことになります。

反対にやってはいけない勉強は

  • 身につけたところで自分にとって意味のない知識
  • 何となく身につけておいた方が便利そう程度の知識

海外でビジネスを進める計画や目的もないのに、何となくしゃべれた方がよさそうだからといった理由で始めた英語学習。

これは典型にあたります。

通勤時間を使った学習というと語学を連想する人が多いですが、よく考えたほうがいいです。

もちろん趣味や、見識を広げる意味でやっているなら全く問題はありません。

スキマ時間を活用してもっと稼げるようになりたいと思っているならNGです。

まとめ:スキマ時間で勉強し、社会人としてレベルアップしよう

いかがでしたか?

スキマ時間を活用した社会人におすすめの勉強法について説明してきました。

  • 社会人の学習時間と収入の実情
  • 忙しい社会人がスキマ時間を捻出する方法
  • スキマ時間を有効活用するおすすめ勉強法

忙しい社会人ですが、スキマ時間を捻出し有効活用することで勉強はできます。

  • 給料が上がらない
  • 税金ばかりが上がる
  • 就寝雇用も崩壊している

現代において自分の価値と、個人の稼ぐ力を高めておくことは今後ますます重要になっていくはずです。

その時に、準備していた人とそうでない人では大きな差ができます。

時間を効率的に使い自分の価値を高めましょう。

この記事があなたの役に立つようであればうれしく思います。

勉強中の女性

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